真昼の星2軍や故障の選手たちに捧げます真昼でも それは確かに輝いている 誰の目に触れることはなくとも 流れ星でもなく星屑でもなく ちゃんとカタチを持ち しっかり自分の軌道を走る 毎日毎日走る いつかみんなが見上げる星(スター)に なる日まで 体についた傷もこころまでは壊せない 正直少しうつむいてしまったときは あったけど まっすぐに視線を戻せば その行く先は自分が一番よく知っている 必ず真昼の空から降りてきて カクテル光線の中 それに負けない眩しさを放ちながら その真中に立っていることだろう だから愛するものは知っている 今は見えない星たちの今は見えない輝きを 市民球場が好き |